情報連携学科

まだ見ぬ価値を形にする

コンピュータ・サイエンスを基盤として、人・システム・組織・分野を連携させる技術は、これまでにない製品やサービスの実現を可能にし、新しい価値を生み出します。情報連携学科(INIAD)では、エンジニアリング、デザイン、ビジネス、シビルシステムそれぞれの専門分野の連携と融合により、イノベーションを起こせる人材を養成します。

学問の魅力

AI + IoT時代の教育の場

INIADは、AIとIoTのための教育の場です。これからの世界でチャレンジできる人は、「プログラミングを自分の専門に活かせることの出来る人」。そして、その人たちがチームを作って連携することが、イノベーションを生む鍵になります。INIADでは、コンピュータ・サイエンスを基盤として、エンジニアリング・デザイン・ビジネス・シビルシステムの4コースについて、高い専門性を持つ人材を育成し、その人材が協力し合って問題解決をすることを実践します。

学び方

ネットワークと現場を組み合わせた新時代の学び

ネットワークの時代だからこそ、INIADでは「その場に集うこと」を重視します。
知識を受け取る部分はネットワークのオンライン教育システム「MOOCs(ムークス)」で行います。
いつでも、どこでも、何度でも、納得行くまでブラウザ経由で受講が可能で、演習により自分の理解度も確認できます。
一方、キャンパスではネットワーク上でできないことを行います。INIADの教室は小教室中心の構成になっており、教員や、学生同士での討論を中心とした、対話型の授業や、実際に手を動かす実習を行い、MOOCsで得た知識を身につけることを促します。

グローバル化への対応

世界中の人と「連携」するために

連携力を養成するためには、国籍を問わずコミュニケーションをとるための「英語力」、アイデアやメッセージを伝える「プレゼンテーション力」や、討論によって本質に迫る「ディベート力」などの実践的コミュニケーション力が欠かせません。INIADでは、様々な国籍や専門性をもつ学生たちが学びあう環境を整備することを通じて「学生の実践的なコミュニケーション能力」を養成します。

4年間の学び

「連携」を実践する4つのコース

1年次ではプログラミングを中心としたコンピュータ・サイエンスを重点的に学び、情報連携の素地を身につけます。2年次以降では4つのコースに分かれて、実践的な演習を通じて、各自の専門性を高めます。3年次では各コースで身につけた専門性を活かし、コース横断型の実習を行います。協働を通じて、社会での働き方を身につけます。4年次からは研究室に所属し、各コースの専門性をさらに深めていきます。

情報連携エンジニアリング・コース

社会を支える最先端の情報システムを構築できる人材の育成

いま私たちは、PCやスマートフォンで、いつでもどこでも、世界中のあらゆる情報を得る事ができます。これは、ほんの10年前までは考えられない事でした。そして間も無く、世界中のあらゆるモノがネットワーク化する、IoT(Internet of Things)の時代がやってきます。
こういった高度に情報化した社会を支えているのが、コンピュータ・サイエンスです。
エンジニアリング・コースでは、このような社会を支える最先端の情報システムを構築できる、高度なコンピュータ・サイエンスのスキルを身につける事ができます。

世界標準のカリキュラムへの準拠

エンジニアリング・コースは、IEEE/ACMという国際的な学会が中心となり作成した、世界標準のカリキュラムに準拠しています。
革新的コンピュータ「コンピュータ・アーキテクチャ」、新しい時代の通信技術「コンピュータ・ネットワーク」という2つの研究分野を中心に、世界中のどこに行っても通用する高度なコンピュータの知識を身につける事ができます。
標準的なプログラミング技術を習得した人材とは一線を画し、次世代の情報システムを自ら創り出す、そんな高度なエンジニアの輩出を目指しています。

情報連携デザイン・コース

未来の情報サービスや製品を具体化できる人材の育成

人を惹きつけるWebサイトや様々な工業製品、それは魅力的な「デザイン」が支えています。
情報連携デザイン・コースでは、デザインに関する様々な知識と、それを実現する実践的なスキルを学び、未来の情報サービスや工業製品を具体化する能力を身につけることができます。

コンピュータをフル活用したデザインへ

現在のモノづくりは、コンピュータと切り離すことはできません。
情報連携デザイン・コースでは、特にコンピュータを駆使したモノづくりを扱う「デジタル・デザイン」と、人とコンピュータの関わりを扱う「ユーザ・エクスペリエンス・ デザイン」の2分野を中心に学び、コンピュータをフル活用 して、新しいアイデアをどんどん形にできる人材の輩出を目指しています。

情報連携ビジネス・コース

新しい情報ビジネスを構築する人材の育成

現在、コンピュータは誰でも手に入るものになり、特別な資格や高価な機器がなくても、知識とスキルを身につければ新しいサービスやモノを創れる時代になりました。
クラウド・ファンディングによる世界中の不特定多数からの資金調達など、インターネットを活用し、これまでになかった形で新たなビジネスを立ち上げる仕組みも、次々と世に出ています。
情報連携ビジネス・コースでは、何度でも挑戦するマインド を持ち、チームを束ねて、新しい情報ビジネスを構築することのできる人材を育成します。

データが強化するマネージメント力

現在の情報ビジネスでは、インターネットを介して世界中から大量の情報が集まり続けます。
統計分析を基礎として、大量のデータを読み解きマーケティングなどに活用する力は、これからのビジネス、特にインターネットを中心に展開される情報ビジネスの世界では欠かすことのできない能力です。
情報連携ビジネス・コースでは、新規事業創出の方法論を扱う「ビジネス・インキュベーション」だけでなく、データ分析による戦略立案を扱う「データ・サイエンス」をも学び、データに強いマネージメント系人材を輩出することを目指します。

情報連携シビルシステム・コース

まちの基盤施設と人のくらしに情報技術を応用できる人材の育成

私たちのまちは建物、道路、上下水道、電力供給などのインフラに支えられています。
複雑化し高度化するまちの活動を支えるためには、情報システムを応用してこれらのインフラを設計し、活用していく必要があります。
また、環境への配慮、健康、快適で便利なくらし、文化やコミュニティに対する情報技術の応用はますます盛んになり、それによって豊かなくらしを創り出すことができます。
シビルシステム・コースでは、まちのインフラと人のくらしへの情報技術応用の基本的な考え方を身につける事ができます。

応用力の養成に力点を置いたカリキュラム

建物やさまざまな施設は、まちの計画の中で、それぞれ個別の目的に応じた設計と管理がなされてきました。
このコースでは、これらの施設の全体の理念、計画、設計、 管理と情報技術の応用を学びます。 また、大きく発展しつつある、くらしへの情報技術の応用についても学びます。
これらの情報技術の応用はその進展が早いため、単に理解し、知識を記憶するのではなく、将来起きるさまざまな社会の変化に追随して柔軟に考え、情報技術を応用できる力を身につけた人材を輩出することをめざします。